
あしたの楽校は、山の楽校が南郷の文化、四季、言葉や習慣など南郷のよさを「あした」に向かって伝えていくプロジェクトです。
私たちが住む八戸市南郷は平成17年に旧八戸市と合併した旧南郷村です。
人口は5,728人、東北新幹線八戸駅から車で40分ほどにある里山風景が残る田舎です。
ゆったりとした時間とおいしい空気、木々からは鳥のさえずりが聞こえ、そして、素朴な笑顔に癒されます。
一方で、南郷は過疎地域でもあります。高齢化率は33.8%となっていますが、
限界集落にならないぞ!南郷を消滅させないぞ!
古き良き知恵を伝承し、「本物の田舎」になるんだ。
みんなの「心のふるさと」になるんだと
と南郷を大切にし、頑張っている方々がいます。
そんな、地域の人たちの活動の拠点が「山の楽校」です。
平成15年3月まで、ここ山の楽校は増田小・中学校でした。
児童・生徒の減少により閉校を余儀なくされ、木造校舎だけが残りました。
学校はここに暮らす人々のシンボルであり、大人になっても忘れられない、
思い出がたくさん詰まったところです。
私たちは、この校舎を未来へ残したいと考えました。
思い出のたくさん詰まった校舎で、文化や暮らしの知恵を未来へ伝えていきたいと。
そして、誕生したのが山の楽校です。
平成27年は「山の楽校開校10周年」、そして「旧八戸市と旧南郷村合併から10年」という節目です。
今こそ、廃校舎を残そうと立ち上がった原点を思い返し、私たちが暮らす南郷を消滅させず、未来へ残したい・・・。
だからこそ、新たな取り組み「あしたの楽校」を始動させることになりました。
山の楽校というロケーションをいかし、
その地域の持つ財産(ひと、自然、知恵、食、文化など)を広く知ってもらえるようにしたい。
そうすることで、自然と文化伝承にもつながり、多くの人たちとのつながりが生まると考えます。
地域の伝統的農法「焼畑」を半世紀ぶりに復活させたのも同じ思いが原点にあったからこそ。
このふるさとのために、今、オラんどにできること。
私たち「山の楽校」の、あしたの楽校プロジェクトの応援をよろしくおねがいします!!
あしたの楽校プロジェクトのコースはこちら。

