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八戸市南郷にある「山の楽校」では、この地域で行われていた焼畑農法「あらきおこし」を
平成21年に”半世紀ぶり”に復活させました。
焼畑農法「あらきおこし」は、この地域の暮らしで、あまりにも”普通のこと”だったせいのか、
詳しい文献や書籍を探すことが大変でした。そして、ほとんど文字として情報が残されていませんでした。
私たちは、南郷のおじいちゃん、おばあちゃんに焼畑農法「あらきおこし」のことを知っているか、
実践していたのか、年月をかけて聞いてまわりました。
なにせ、半世紀も前に途絶えた農法です。
知っている人は、80歳近くの古老です。
私たちは、焼畑農法、植えた雑穀や種植え・収穫時期、料理など、
消滅しかけていた暮らしの文化、知恵をつなぎ、復活させることができました。
ここ南郷の焼畑の特徴は、5年間というサイクルで行うことが特徴です。
1年目に森林を伐採した後、火入れをし、5年間だけ畑を作り、その期間を終えれば、畑は森に戻します。
大規模な農場を開発するために森を伐採してしまうのとは違い、焼畑は必ず森に戻すという「循環型農業」でした。
そして、焼畑農法では、農薬も肥料も一切使わないということ。
収穫量は少ない非近代的な農法ですが、無農薬、無肥料で育てた作物の味は格別です。
この本物の味を是非、知ってもらいたい。
この暮らしの文化をつなぐため、みなさんの応援をよろしくお願いします。
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